脳ドックのご案内
脳疾患に不安のある方にお勧めの健診です。脳梗塞等の早期発見・早期治療にご利用ください。
受診を希望される場合は、事前の予約が必要です。 健診日は、水・木曜日の午後1時です。 健康診断ですので、費用は全額自己負担です(窓口現金払い)。 検査の内容により、5コースの中からお選びいただけます 予約は、医事課「脳ドック」担当で受け付けます。 下記、申し込みをご覧ください。 |
脳ドックとは
高性能磁気共鳴断層装置(MRI)などの最新機器による脳の健診です。担当医の的確な解説により、認知症や寝たきりの原因になる脳梗塞の早期発見や、くも膜下出血の原因になる脳動脈瘤の発見が可能となります。 |
脳卒中
全ての病気は予防が第一ですが、脳卒中はその中でも是非予防したいものです。脳卒中が一旦起こると片麻痺、言語障害(失語症)などが出現し、これらは薬でもリハビリによっても、完全に元に戻ることはありません。
脳梗塞
知らず知らずのうちに小さい脳梗塞(血管が閉塞し脳組織が破壊した状態)ができ、これが多くなると「ぼけ」(脳血管性認知症)が出現します。
脳ドックは、このような小さな脳梗塞の発見が可能で、さらに増えていくことを防止する方法やより重い脳梗塞の出現を、ある程度抑える手立てが可能となります。
くも膜下出血
脳の動脈の一部に奇形があり、瘤状に膨らんだもの(動脈瘤)が破れると、くも膜下出血となり急速に命を奪うこともある恐ろしい症状です。脳ドックで動脈瘤を発見し、破れる前に外科的に処置することができます。
申し込み
申し込み | 予約制 |
---|---|
健診日 | 毎週 水・木曜日の午後 |
検査人数 | 1人(但し、ご夫婦の場合の受診は配慮致します) |
申し込み先 |
医事課「脳ドック担当」
または医事課窓口にて、お申し込みください。 |
検査項目
基本コース(所要時間:約2.5時間)
MRI | MRI 血管撮影 |
四肢血圧 脈派検査 |
神経学的 検査 |
脳の健康 アドバイス |
CT | 血液・尿 一般検査 |
頸動脈 超音波検査 |
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Aコース(所要時間:約3時間)
MRI | MRI 血管撮影 |
四肢血圧 脈派検査 |
神経学的 検査 |
脳の健康 アドバイス |
CT | 血液・尿 一般検査 |
頸動脈 超音波検査 |
● | ● | ● | ● | ● | ● |
Bコース(所要時間:約3時間)
MRI | MRI 血管撮影 |
四肢血圧 脈派検査 |
神経学的 検査 |
脳の健康 アドバイス |
CT | 血液・尿 一般検査 |
頸動脈 超音波検査 |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
Cコース(所要時間:約4時間)
MRI | MRI 血管撮影 |
四肢血圧 脈派検査 |
神経学的 検査 |
脳の健康 アドバイス |
CT | 血液・尿 一般検査 |
頸動脈 超音波検査 |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
総合コース(所要時間:約4時間)
MRI | MRI 血管撮影 |
四肢血圧 脈派検査 |
神経学的 検査 |
脳の健康 アドバイス |
CT | 血液・尿 一般検査 |
頸動脈 超音波検査 |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
脳梗塞重点 基本+頸部エコーコース(所要時間:約3時間)
MRI | MRI 血管撮影 |
四肢血圧 脈派検査 |
神経学的 検査 |
脳の健康 アドバイス |
CT | 血液・尿 一般検査 |
頸動脈 超音波検査 |
● | ● | ● | ● | ● | ● |
コースのご案内
コース | 検査項目 | 費用(税込) |
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基本コース | MRI、MRI血管撮像(頭頚部)、神経学的診察、脳の健康についてのアドバイス | 33,000円 |
Aコース | MRI、MRI血管撮像(頭頚部)、頭部CT、神経学的診察、脳の健康についてのアドバイス | 45,100円 |
Bコース | Aコースに加え血液一般検査 | 56,100円 |
Cコース | Aコースに加え頚動脈超音波検査 | 61,600円 |
総合コース | Aコースに加え血液一般検査、頚動脈超音波検査 | 72,600円 |
脳梗塞重点コース (基本コース+ 頸部エコー) |
基本コースに頚動脈の動脈硬化を検査する頸部エコーを加えることで、脳梗塞に重点を置いた診察を行います。 | 49,500円 |
その他、オプションコース希望の方はご相談ください。
検査所要時間は基本コースで約1時間半、総合コースで約3時間です。
各コースとも検査終了後、担当医から結果説明の面談(約30~60分)があります。
受診当日にMRIの画像をCDでお渡しします。また後日、詳細な「検査結果報告書」を送付致します。
各検査の説明
検査項目 | 検査の特徴 |
---|---|
MRI | MRIは脳の様子を非常に細かく鮮明に描き出すことで、症状が出ない脳梗塞や脳出血の小さな病変も見つけることが可能です。 |
MRA (MRI血管撮像) |
MRIを利用して、脳の血管の状態を描き出すことにより、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(脳血管の小さなコブ)の早期発見や、頭頚部の動脈硬化の程度が診断できます。 |
頭部CT | CTはX線を利用して断層写真を撮影します。脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、石灰化病変などの発見に威力を発揮します。小さな病変の発見能力はMRIにやや劣りますが、頭蓋骨の状態を知るにはより適しています。 |
脳波 | 病気や脳の老化による脳機能の低下やてんかん発作、痙攣を伴う病気、片頭痛・意識消失発作等の診断に有効です。 |
血液・尿一般検査 | 脳卒中の予防には食事・運動・禁煙を含む生活習慣の改善と併存する危険因子(高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドローム)の管理を行う必要があります。白血球の分画、甲状腺ホルモン、リウマチ因子、炎症所見(CRP)、カルシウムCa等も調べ、検査当日に説明します。 |
頸動脈超音波検査 | 超音波を利用して頸動脈の動脈硬化の程度を観察します。頸動脈の動脈硬化は脳梗塞の原因となり、早期発見により脳梗塞を予防することが可能です。 |
お支払い
脳ドックに関わる費用は、検査当日に窓口にて現金またはクレジットカード(VISA・Master)の
一括払いのお取り扱いになります。